令和5年10月31日、厚生労働省から、令和5年9月分の一般職業紹介状況が公表されました。
これによると、「有効求人倍率(季節調整値)」は、「1.29倍」で、前月と同水準でした。
なお、新規求人は、前年同月と比較すると3.4%減となっており、製造業や建設業などで、人手不足ではあるが物価高の影響で求人を出すには至らないといった状況が続いているようです。
また、同日に総務省から公表された令和5年9月分の「完全失業率(季節調整値)」は、「2.6%」で、前月に比べ0.1ポイントの低下(改善)となりました。
内訳をみると、就業者数は6,787万人で、前年同月に比べ21万人の増加(14か月連続の増加)。完全失業者数は182万人で、前年同月に比べ5万人の減少(3か月ぶりの減少)となっています。
より良い条件の仕事を求めている人が、就職できたことが数字に表れているとみられています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<一般職業紹介状況(令和5年9月分)について(厚労省)>
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35965.html
<労働力調査(基本集計)2023年(令和5年)9月分及び7~9月期平均(総務省)>
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01toukei04_01000254.html